決闘申し込み? | Booze Blog

決闘申し込み?

先日、Booze家代々の墓へ僕、嫁、ばあちゃんの3人でお墓参りに行った時のこと。



で、先ずはばあちゃんがお墓に花を供え、その間に僕と嫁はお線香に火を点ける
とテキパキと動く筈だった。


筈だったんですよ。うん。


で、僕がお線香の束をバラしたりしている間に嫁には新聞紙を丸めて火を点ける
準備を行う。今日は何を思ったかお線香の束が2束だ。3人しかいないのに2束だ。


明らかに多いのだがそもそも、お墓がペットのを含めて10基。プラス近くに立っ
てる六地蔵様なんかにもお線香を上げるので使用量も多いのである。


で、僕がお線香をバラし終わったので嫁に新聞紙に火を点けて貰う。。。




――――――で、なんで丸めた新聞紙の天辺から火を点けるんでしたっけ???




この人、焚き火とかやったこと無い人なんかな。。。。と思いながらも、「なん
で天辺からやねん!!ヽ(`Д´)ノ」と、とりあえずツッこむ。


すると「あ、え?下から??」とか良いながら更に下から火を点けるもんだから
あっという間に燃え広がる炎。そしてあっという間に燃え尽きる新聞紙。。。。
そして、僕の手元に残る端っこの方だけ火がついてるお線香の束。。。。


寂しげに見つめる僕の視線に耐えられなくなったのか、再びアタフタと次の新聞
紙を丸め始める嫁。


さすがに2度同じミスをしないのか、ちゃんと新聞紙に火を点け、無事にお線香に
も火が点る。点りすぎてたいまつ見たいに炎を上げているが気にしない。いや、
気にする。あわてて火を消す僕と嫁。


で、束になっていると消えないのでお線香の半分を嫁に渡して二人とも鎮火作業。
正直すまんかった。


で、無事に鎮火も終わって、お線香がもうもうと煙を吐く中、嫁はおばあちゃん
にお線香を分けようと仕分け作業、僕は燃やした新聞紙の消火作業(足で踏む)を
行っていると



嫁:「あつっ!!」



と言う声と共に僕の左足に走る「ぼふっ」と言う感触、そして僕の足元に散らば
るお線香(点火済み)。。。


一瞬何が起こったのかわからずに嫁の方を見ると、見事なフォロースルーの体勢
のまま、「Σ(゚д゚lll)ヤバッ」って顔でこっちを見ている嫁。実家の犬がひとし
きり吠えた後に吠えた相手が僕だってわかった時の顔とおんなじ顔だ。


で、僕はその嫁を見て理解した。そう、嫁は僕に火の点いたお線香を投げつけた
のだ。英国紳士が決闘を申し込むかのように。なるほど、まさかこんなところで
決闘を売られるとは思っても見なかったぜ。


とか考えていると、嫁がアタフタと謝りだす。



嫁:「あああごめんなさい。いや、熱くてつい。。。。(´・ω・`) 」


僕:「ほほう、熱かったから、その熱いものを俺に投げつけるわけか。(-ω-;) 」


嫁:「いや、つい、ごめんなさい。。。(´・ω・`)」


僕:「ばか。( ゚д゚)」


嫁:「その通りでございます。(´・ω・`)」


僕:「ばか。( ゚д゚)」


嫁:「返す言葉もございません。(´・ω・`)」


僕:「もうひとつおまけに言ってやる。ばか。( ゚д゚)」


嫁:「ごめんなさい。(´・ω・`)」



まあ、ジーンズに当たってるんで熱くも無いしどうでもいいんですがね。面白い
のでしばらくいじめてました。どうも、ドSBoozeです。








ちなみに、後々嫁に聞いてみると、



嫁:「いや、あたしだってあの瞬間いろいろ考えたのよ?」


僕:「何が?(´゚д゚)?」


嫁:「いや、右側は藪だから燃え移っちゃうと困るし、前はご先祖様のお墓だし。」


僕:「うん。(´゚д゚)?」


嫁:「で、左側はおじいちゃんのお墓だし、おばあちゃんも居たし。」


僕:「で?(´゚д゚)?」


嫁:「で、そうなると投げれるところはあんたのとこしかないじゃん??」


僕:「ポカーン( ゚Д゚)」



とか言っておりました。なんでそこまで考えていたのに、「下に叩き付ける」っ
てのが出てこなかったんでしょうね?やっぱり、僕に投げつけたかったから投げ
つけたに違いないと思います。やっぱり決闘売られてたか。








そんな訳で当初多すぎると思ったお線香は大半が決闘の申し込み用だったので、
最後若干足りない感じになっておりました。