運動音痴
先日、ふと思い立ち嫁に声を掛ける。
僕:「走りに行こうか。」
当然、本心ではなく「えー。めんどくさい。」と言うであろう嫁をいじめよう
と思った訳だ。
ところが、
嫁:「いいよー。(*゚∀゚)ノ」
という、快いお返事。
僕:「まじでー?めんどくさい・・・。(-ω-;)」
嫁:「ちょっと!あんたが言い出したんでしょー!!しっかりしなさいよ!ヽ(`Д´)ノ」
僕:「そんなこと言ったって、OKするとは思ってないもん。。。(・ω・`)」
と、思いも寄らぬ答えが返って来たため、言いだしっぺと言うこともあり、し
ぶしぶと準備を始める僕。
一方、ウキウキと準備をする嫁。何が嫁をこうさせるのか?大体走るなんて苦
しいだけの行為を好き好んでする人間の気が知れない。
そんなこんなで準備が終わり、アパートの階段を下りながらふと嫁を見て気が
ついた。
僕:「あ、タオル忘れた。。。まあいいか。(´・ω・)」
嫁:「良くないわよ。あんた、汗だらだらかくんだから。」
僕:「まあ、Tシャツで拭くからいいよ。(´・ω・)」
嫁:「そんなこと言って、あたしのタオルを使うつもりでしょー。早く取ってきなさい!ヽ(`Д´)ノ」
僕:「いらんて。(´・ω・)」
嫁:「もー。ヽ(`Д´)ノ」
牛のように吠えながら僕のタオルを取りに行く嫁。そんなにあなたのタオルで
俺の汗を拭くのが嫌か。確か、俺の嫁だったよな?あなた。
嫁が取ってきてくれたタオルを首にかけ、近道をしようと新興住宅街を抜けて、
2段ほどの階段を下りて、ってあれ?なんかフェンスで塞がれて鍵までかかって
る。通れないジャン。とか思ってると
「ぼてっ」
と、音が聞こえる。振り返ると嫁が階段の下で寝てる。どうした?走っても無
いのにもう寝るのか?そんなところで寝ていると風邪引くぞ?
嫁:「転んだ。。。・゚・(´っω・。)・゚・」
僕:「見ればわかるけど。転ぶようなイベントあったっけ(´゚д゚)?」
嫁:「階段。。。・゚・(´っω・。)・゚・」
僕:「2段しかないけど、そんな涅槃像みたいになるもん(´゚д゚)?」
いつまでも寝かして置く訳に行かないので、引っ張りあげる。で、再度川原に
向かって歩き出すと、
嫁:「足痛い。ぐりっってなった。。。・゚・(´っω・。)・゚・」
僕:「どうする?帰る?(*゚∀゚)ノ」
嫁:「川原まで行ってから考える。(・ω・`)」
僕:「結局、タオル使わなそうだな。o(´∀`o)」
嫁:「タオル振り回して踊っておけ。(´・ω・`メ)」
僕:「なんでやねん。どうせ川原に行くんだったらお弁当持ってくればよかった。(-ω-;)」
嫁:「走りにきたんでしょー!(´・ω・`メ)」
僕:「でも、走れないんだよね(´゚д゚)?」
嫁:「うぅ。。。(´;ω;)」
僕:「・・・よう!運動音痴!(*゚∀゚)ノ」
嫁:「運動音痴じゃないもん!!(´・ω・`メ)」
僕:「よう!ウンチ!!(*゚∀゚)ノ」
嫁:「略すな!!きぃー!!(´・ω・`メ)」
この日は結局お散歩(ウォーキング?ちょっとだけ走った。)をして帰りました。
タオルは無理矢理汗拭きました。ちなみに洗濯するのは僕です。